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夜の田子の浦港にシラスの絵“泳ぐ” 富士・塗り絵入賞作品投影

 国の地理的表示(GI)保護制度に登録されている「田子の浦しらす」の絵を建物に投影する企画が11日夜、富士市の「田子の浦港漁協食堂」で始まった。巨大なシラス作品が夜の港を泳いでいる。

投影されたシラスの絵=富士市の田子の浦漁協食堂
投影されたシラスの絵=富士市の田子の浦漁協食堂

 田子の浦漁協が昨年8月に実施したシラスの塗り絵コンテストの入賞作品が、食堂の防風幕縦3・7メートル横6・6メートルに投影された。食堂南側の遊歩道から、魚体を潜水艦に見立てた絵など50種類がゆったりと動く様子を見ることができる。
 企画は、地域課題解決策を考える「市役所プラン」に取り組む市立高2年生が市に提案して実現した。14日まで漁船のイルミネーションやキッチンカーを呼び、港周辺ににぎわいを生む。同校の松尾果南さんは「採用されるなんてびっくりした」と話した。
 開催は全日午後6~8時。

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