テーマ : 新商品・新技術

三倉森町生まれの栗 ビール、ジャムに 数量限定発売

 森町三倉産の栗を使ったクラフトビール「森町生まれ みくら栗麦酒」と、「栗ジャム」が11日、同町などで数量限定で発売される。完成発表会が9日、同町のアクティ森で開かれた。関係者は新たな地域の名物として期待を寄せている。

11日から数量限定での販売を開始する「みくら栗麦酒」と「栗ジャム」=森町内
11日から数量限定での販売を開始する「みくら栗麦酒」と「栗ジャム」=森町内

 企画したのは同町で山間地域の活性化に取り組む「森町ツーリズム研究会 森町でつながる推進部会」。同部会によると、栗を使ったビールは県内では珍しい。栗の持つ風味を生かし、飲み応えのある黒ビールに仕上げた。ジャムはラム酒が香る大人な味わいが特徴。ビールと一緒にバレンタインの贈り物としてもおすすめという。
 同町北部に位置する三倉地区では、約10年前から耕作放棄地の活用策として県主導で栗の栽培が行われている。安定的な生産体制が整ったことから、地元食材を原料としたビールの開発などを行っている同部会が、栗を使った新商品の検討に乗り出し、1年半かけて発売にこぎ着けた。
 吉筋恵治会長は「個性的な商品が完成した。この機会に三倉で採れた栗のおいしさを多くの方に知ってもらえたら」と話す。
 ビールは1本330ミリリットル入り、ジャムは110グラム入りで共に850円(税込み)。アクティ森や磐田市のギフトピュアなどで販売する。ビールは計600本、ジャムは計126個限定。問い合わせはアクティ森<電0538(85)0115>へ。
 

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