進路のこと教えて先輩 浜松・水窪中 卒業生を招き講座

 浜松市天竜区水窪町の水窪中で6日、卒業生らを招いた進路講座「ようこそ先輩」が開かれた。同区佐久間町の浜松湖北高佐久間分校の3年生が登壇し、学生生活や高校卒業後の進路に関する助言を生徒に伝えた。

卒業生を囲み、進路や学生生活に関する話を聞く生徒=浜松市天竜区水窪町の水窪中
卒業生を囲み、進路や学生生活に関する話を聞く生徒=浜松市天竜区水窪町の水窪中

 4月に静岡大教育学部へ進学する水窪中OBの坂口心菜さん(18)は、部活から生徒会まで課外活動も熱心に取り組んだ3年間を振り返った。勉強に関しては「どの進路を選んでも英語は学ぶので、英語は今のうちに頑張った方がいい」と強調した。
 浜松市の専門学校でパソコンソフト「3DCAD(キャド)」を学ぶという山本雄太さん(17)は、進路の決め手として将来の夢に合った分野を学べることや地元の就職に強いことを説明した。山本さんは「ゴールを考えた上で道のりを決めた」と話した。
 「ようこそ先輩」は、進路を考える一環として毎年実施している。1~3年生全16人が参加した。

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