遠州鉄道 八幡駅一部バリアフリー 転落防止柵やエレベーター設置

 浜松市中区の遠州鉄道八幡駅で進むバリアフリー化の一部工事が4日までに完了した。遠州鉄道がホームへの転落防止柵や、券売機のあるコンコースとホームをつなぐエレベーターを設置した。

バリアフリー化の工事を一部終え、転落防止柵を設置したホーム=浜松市中区の遠州鉄道八幡駅
バリアフリー化の工事を一部終え、転落防止柵を設置したホーム=浜松市中区の遠州鉄道八幡駅

 高架駅の八幡駅は、市と遠州鉄道が2021年度から耐震補強とバリアフリー化に向けた工事を進めている。同社担当分の工事をおおむね終え、バリアフリーのトイレの設置や、電車とホームの段差を解消するかさ上げ、橋脚の耐震補強を行った。コンコース通路の拡幅などは2月中に行う。地上からコンコースをつなぐエレベーターの設置工事などは市が進めていて、23年度に完成する予定。
 同駅の21年度の乗降客数は1日当たり約1500人。通勤、通学以外に近くの医療施設を利用する乗客も多いという。

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