テーマ : 教育・子育て

伝統の持久走 歴史に幕 来年度で閉校の金谷高 2年生12人励まし合い力走

 来年3月に閉校する島田市の金谷高で3日、最後の持久走記録会が開かれた。2年生12人が励まし合いながら周回コースを力走し、60回目を迎えた同校の歴史ある行事が本年度で幕を閉じた。

周回コースを力走する生徒=島田市の金谷高
周回コースを力走する生徒=島田市の金谷高
男子1位で完走した鈴木さん(左)
男子1位で完走した鈴木さん(左)
周回コースを力走する生徒=島田市の金谷高
男子1位で完走した鈴木さん(左)


 生徒は年明けから体育の授業で本格的に練習に取り組み、持久力を強化して、本番に臨んだ。1周300メートルのコースを男子は25周(7・5キロ)、女子は20周(6キロ)走った。
 男子1位でゴールした鈴木歩さん(17)は「目標タイムより3分早く完走できてうれしい。自分たちの代で記録会が終わるのはさびしいが、思い出に残る大会になった」と笑顔を見せた。脇谷成美教頭は「やり遂げたという自信を今後につなげてほしい」と生徒たちをたたえた。
 (島田支局・池田悠太郎)

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