手作りお面で「鬼は外」 節分前に豆まき 静岡市の梨花幼稚園
静岡市駿河区の梨花幼稚園は2日、節分の日を前に「豆まきの集い」を行った。手作りした鬼のお面をかぶった全園児約280人が参加し、豆まきの意味を学んだ。
鬼に扮(ふん)した幼稚園の教諭が劇を演じ、節分に豆をまくのは心の中にいる「泣き虫鬼」や「めんどくさい鬼」を追い払うため、と説明した。
園児は登場した鬼に驚きつつ「鬼は外、福は内」と大きな声を掛けながら豆を投げる動作をし、童謡「まめまき」や「赤鬼と青鬼のタンゴ」を元気よく歌った。
鬼退治のご褒美に菓子が配られ、園児の間に笑顔が広がった。年長の間嶋莉仁くん(6)は「かっこいいお面が作れた」と胸を張った。