富士宮市、独自の給付金を支給　子ども１人につき１万円

　富士宮市は１日、２０２２年度の補正予算案を発表した。子育て世帯支援に向け、０～１８歳の子ども１人につき１万円を市独自で給付する事業費として２億４００万円を一般会計に計上した。
　応援給付金は物価高騰を受けた措置。国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の一部と、市の一般財源で対応する。「少しでも早く支給できるように」と、２２年度内の補正対応を決めた。対象となる子どもは約２万人を想定。支給開始時期は４月中を目指しているという。
　一般会計の補正額は５億７９００万円の追加。補正予算案は８日開会予定の市議会２月定例会に提出する。