育てた大豆でみそ造り 湖西・白須賀小5年生が挑戦

 湖西市の白須賀小の5年生が27日、自分たちで育てた大豆を使い、みそ造りに挑戦した。同市新所のJAとぴあ浜松湖西営農センターで講師の手ほどきを受けながら、みそが出来上がるまでの工程を学んだ。

大豆や米こうじをミンチ機にかけ、みそ造りを体験する児童ら=湖西市新所のJAとぴあ浜松湖西営農センター
大豆や米こうじをミンチ機にかけ、みそ造りを体験する児童ら=湖西市新所のJAとぴあ浜松湖西営農センター

 児童は昨年6月、学校近くの畑で種まきを実施。同JA湖西地区支店の協力の下、収穫や脱穀も行い、みそ造りに使用する大豆を用意した。この日は児童34人が講師の女性部員らから指導を受けた。
 児童は煮た大豆と煮汁、米こうじ、塩を混ぜ合わせ、ミンチ機にかけた。細かくした材料を次々とたるに敷き詰め、カビが発生しないように丁寧に空気を抜いていった。
 みそは同センターで1年間熟成させる。同校は先輩児童が1年前に作ったみそを持ち帰り、給食などで利用するという。佐原遥登さん(11)は「1年後が楽しみ。みそ汁にして味わいたい」と顔をほころばせた。

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