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交通事故死者 過去最少 2022年の静岡南署管内

 静岡南署は25日の同署協議会(石田幸彦会長)で、昨年管内で発生した交通事故死者が過去最少の2人だったことを明らかにした。同協議会では今年1~3月の業務重点として、自転車事故と特殊詐欺被害の防止を推進する方針も決めた。

昨年の業務推進状況や今年の業務重点項目などを話し合った協議会=静岡南署
昨年の業務推進状況や今年の業務重点項目などを話し合った協議会=静岡南署

 同署の統計記録が残る1955年以降、年間の交通事故死者数が最も少なかったのは2014年と21年の3人だった。死亡事故のうち1件は自転車による単独事故だった。
 昨年の同署管内の人身事故は前年比30件増の1249件、自転車事故は同28件増の309件だった。特殊詐欺の認知件数は前年比7件増の30件で、被害額は2099万円増の8044万円。同署は昨年の自転車事故件数と特殊詐欺の認知件数の増加を踏まえ、自転車の安全利用呼びかけや金融機関窓口で預金小切手を活用する「預手プラン」利用促進などの対策を強化する。
 同協議会には委員10人と大村彦彰署長ら署幹部が出席した。

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