エンシュウ新社長に鈴木敦士氏 4月1日付

 エンシュウは25日の取締役会で、4月1日付で山下晴央代表取締役社長(64)が退き、後任に鈴木敦士取締役副社長執行役員営業・開発本部長(61)が昇格する人事を決めた。勝倉宏和代表取締役会長(62)がCEO(最高経営責任者)、鈴木氏がCOO(最高執行責任者)をそれぞれ兼務する。山下氏は同日付で常勤取締役に就く。

鈴木敦士氏
鈴木敦士氏

 中期経営計画(2021~25年度)で掲げている連結売上高500億円達成と自動車以外の新業種・新領域開拓の推進に向け、機動力や実行力を高める。これまで技術・製造本部、管理本部、営業・開発本部の各トップを3人が担っていた体制を再編し、本部長などを50代前半から中盤までの執行役員に託し、体制の若返りを図る。
 17年から社長を務めてきた山下氏は同日の記者会見で、「経営改革を進めた。中計の残り3年間のさらなる成長へ、この期に2人が経営の役割を分担する新体制に変更する」と交代の理由を述べた。
 新社長就任予定の鈴木氏は10代目で初の営業分野出身となる。抱負として「自動車のEVシフトやカーボンニュートラルなど製造業を取り巻く環境は激しく変化する。市場の変化をチャンスに変え、成長を飛躍につなげたい」と強調した。

 鈴木敦士氏(すずき・あつし) 産業能率大卒。1986年遠州製作(現エンシュウ)入社。主に工作機械事業部畑を歩み、21年4月、副社長執行役員営業・開発本部長。同6月から現職。

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