東レに心強い戦力 重藤(内定選手)合流、李が復帰 バレーボール・V1リーグ男子

 シーズン後半戦に突入したバレーボールV1リーグ男子の東レに心強い戦力が加わった。内定選手のアウトサイドヒッター重藤トビアス赳(早大)がチームに合流。体調を崩して開幕前にチームを離脱していた東京五輪代表のミドルブロッカー李博が復帰した。

威力のあるサーブを繰り出す東レ内定選手の重藤=三島市の東レ体育館
威力のあるサーブを繰り出す東レ内定選手の重藤=三島市の東レ体育館
チームの練習に復帰した李=三島市の東レ体育館
チームの練習に復帰した李=三島市の東レ体育館
威力のあるサーブを繰り出す東レ内定選手の重藤=三島市の東レ体育館
チームの練習に復帰した李=三島市の東レ体育館

 全体練習に臨んだ191センチの重藤は、コンパクトな腕の振りから威力抜群のサーブを繰り出して早速アピールを開始。まずはピンチサーバーとしての出番に期待できそうだ。
 父がドイツ人、母が日本人。神奈川で育ち中1でバレーを始めた。荏田高(神奈川)時代は全国総体と全日本高校選手権(春高)にそれぞれ2度出場。早大では3年秋からオポジット(セッター対角)を任され、全日本大学選手権5連覇を経験した。東レではアウトサイドヒッターとなるが「大学でも普段の練習ではサーブレシーブもやっていた」と不安はない。東レには「スパイク力がある」と攻撃面を評価されたが、自身は「どちらかと言うとディフェンス型の選手」と分析する。「期待されている部分を伸ばしつつ、ディフェンス面も基礎、基本を見つめ直したい」と堅実なステップアップを期す。篠田監督は「サーブに加えブロックもいい。器用にこなすタイプ」と期待する。
 重藤が抱く東レのイメージは「ベテラン、若手のバランスが良く勢いのあるチーム」。現在、アウトサイドヒッターは富田、小沢の3年目コンビがしのぎを削る。「いずれはレギュラーを脅かすレベルになれたら。成長し合えてチームに好循環を生み出せる」と静かに闘志を燃やす。

 「若手と一緒に成長」 李が意欲
 チームに復帰した李は「戻ってこられたことに感謝。みんなとまたバレーができる幸せがある」と感慨をかみしめた。
 21、22日に大阪で行われたパナソニック戦からチームに帯同。「バレーの仲間は家族のような関係。いいことも悪いことも全てを共有してきた。みんなに会えることがうれしい」。会場やSNSではファンの温かい言葉に触れ「支えられているんだな」と改めて感じたという。
 しばらくは別メニューをこなしながら、体を万全な状態に戻していく。「若手が多いのでさりげなく声をかけていきたい」と経験豊富なベテランとしての役目を自覚し、「一緒に自分も成長していきたい」と意欲を口にした。

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