菊川・黒田代官屋敷 梅まつりPR、御城印を制作 2月5日から
菊川市下平川の黒田代官屋敷で来月始まる「梅まつり」を盛り上げようと、住民有志が御城印を制作した。梅まつり記念と合格祈願の2種類を作り、1枚300円で販売する。

黒田代官屋敷は国指定重要文化財で、戦国時代の城館。毎年冬に敷地内の梅園を開放している。御城印は地元の書道家が書いた文字と、黒田家の家紋「二つ藤巴紋」や長屋門のイラストを添えたデザイン。代官屋敷御城印作成委員会の柴山正之会長(63)は「御城印をきっかけに梅を見に来てほしい。代官屋敷の歴史も知ってもらえたら」と話した。
梅まつりは2月5日から3月5日に開催。御城印はまつりの期間中、会場に加え、菊川市観光協会、菊川文化会館アエルで販売する。
(掛川支局・伊藤さくら)