26日から4~12月期決算発表 静岡県内上場企業、原料高と為替変動で業績下振れ懸念

 静岡県内に本社や主要拠点を置く上場企業の2022年4~12月期決算発表が26日、始まる。原材料・エネルギー価格の高騰や為替変動の影響で、業績下振れが懸念される。各社の業績は今後、本格化する春闘にも作用するとみられ、賃上げ交渉の行方を占う点でも注目される。

静岡県内上場企業の2022年4~12月期決算発表予定
静岡県内上場企業の2022年4~12月期決算発表予定

 金融機関と国際会計基準採用企業、25日付で上場廃止するアイ・テックを除く上場32社の22年9月中間決算は、新型コロナウイルス禍からの経済回復を背景に23社で増収となった。ただ仕入れコストの上昇分を価格転嫁できていなかったり、円安がマイナスに作用したりして13社が最終減益、7社が最終赤字だった。
 為替相場は歴史的円安水準から円高方向へと戻している。年明け以降はコロナ感染者数が再び増加したものの行動制限は行われず、経済正常化への期待も高まっている。こうした情勢変化が23年3月期通期業績予想にどう影響するかについても関心が集まる。
 県内上場企業の決算発表は26日の小糸製作所を皮切りに、2月14日まで続く。ピークは10日で巴川製紙所、エンシュウ、ユニバンスなど6社が集中する。しずおかフィナンシャルグループは1月31日、スズキとヤマハは2月7日の予定。

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