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変電所での火災想定し連携 熱海消防署と東電が訓練

 熱海市の熱海消防署と東京電力パワーグリッド静岡総支社は24日、同市の初川変電所で火災を想定した初期対応訓練を行った。消防隊員と同支社の社員が連携を取りながら消火活動の手順や二次災害を防ぐための注意点などを確認した。

変電所内の火災を想定した訓練に取り組む消防隊員ら=熱海市の初川変電所
変電所内の火災を想定した訓練に取り組む消防隊員ら=熱海市の初川変電所

 変電所の地下にある変圧器から出火したとの想定。所内をモニターで監視している伊豆の国市の制御所で機器の異常を感知し、熱海市消防本部に通報した。
 駆けつけた消防隊員は、同支社の社員から変電所内の構造や火災の状況を確認。所内は二酸化炭素消火設備が作動しているため、酸素マスクを装着して所内に進入して消火活動に当たった。
 熱海消防署の鈴木正人署長は「顔の見える関係を構築し、連携を密にしていくためにも、引き続き訓練を重ねていきたい」と話した。

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