強い光と弱い光 同時測定 分光器を新開発 浜松ホトニクス発表

 浜松ホトニクスは24日、強い光と弱い光を同時に測定する性能を向上させた高ダイナミックレンジ分光器を開発したと発表した。紫外光から近赤外光の範囲で、識別できる光の強さの最小値と最大値の比率を従来製品の約100倍に当たる250万対1に高めた。

浜松ホトニクスが開発した高ダイナミックレンジ分光器
浜松ホトニクスが開発した高ダイナミックレンジ分光器

 分光器は光の波長の強さを測る光学機器で、成分分析装置などに組み込んで使う。
 新製品はセンサーの構造や光学系の設計を工夫した。薬品や化学品の分析で、強い光と弱い光をそれぞれ測定する必要がなくなるため、作業効率を高められる。加工などに用いるプラズマ研究への応用も見込む。
 2月1日から、国内外の分析装置メーカーや研究機関など向けに受注を始める。価格は税込み737万円。販売目標は初年度50台、3年後に年200台。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ