露天風呂盗撮事件 公安調査庁職員を逮捕、入浴施設に侵入疑い 藤枝署など
露天風呂に入浴中の女性を狙った組織的な盗撮事件を捜査している藤枝署と県警生活保安課などは24日、建造物侵入の疑いで、都内に住む公安調査庁職員の男(31)を逮捕した。一連の事件での逮捕者は13人目。捜査関係者への取材で分かった。
逮捕容疑は2020年、兵庫県内の入浴施設に正当な理由なく侵入した疑い。
捜査関係者によると、男は盗撮グループが誘い出した女性を施設内で撮影する役割だったという。
グループは、露天風呂での盗撮行為を全国各地で繰り返していた。山林に潜んで望遠レンズ付きのカメラで撮影するほか、知人女性を温泉施設まで誘い出したり、入浴前後の服を着ている姿を撮影したりするなど、メンバー内で役割を分担していたとされる。撮影した画像は加工、編集した上で、メンバー内で共有していたとみられる。