事業費71億円増加 三遠南信道整備で見通し 国交省

 国土交通省中部地方整備局は23日、名古屋市内で事業評価監視委員会を開いた。同整備局は三遠南信自動車道のうち、浜松市や愛知県東部を通る佐久間、三遠両道路の整備事業費が従来の見通しより71億円増えて1940億円になると明らかにした。供用開始予定は2025年度中で変更はないとしている。
 同整備局道路計画課によると、事業費の増加は愛知県内の鳳来峡インターチェンジ(IC)―東栄IC間の工事現場に、想定より硬い地質の部分があり、特殊な工法を採用するなどしたためという。

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