テーマ : 富士市

外国人に伝わる災害情報 やさしい日本語に変換 富士のボランティア勉強会

 日本語が不得意な外国人に災害時の情報をやさしい日本語で提供するための勉強会が22日、富士市交流プラザで開かれ、市国際交流ラウンジ(FILS)のボランティア8人が防災用語を簡単な言葉に置き換える練習に取り組んだ。

同報無線を分かりやすい言葉に置き換えるボランティアら=富士市交流プラザ
同報無線を分かりやすい言葉に置き換えるボランティアら=富士市交流プラザ

 参加者は市の同報無線の内容を簡単な日本語に訳した。津波警報を知らせる文章では、津波避難対象区域を「海の近くにいる人」と、正確な定義とは多少違っても意味が伝わる内容に置き換えた。「恐れ」や「速やかに」などの堅い言葉は「かもしれない」、「急いで」と分かりやすくした。
 講師のFILS職員は「日常会話に支障がなくても、難しい単語や専門用語が入ると途端に分からなくなってしまう」と強調し、一文を短く切り擬音語を控えるよう伝えた。

いい茶0

富士市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞