軽トラックにはねられ、猟師死亡 沼津市でイノシシ駆除中
23日午前9時45分ごろ、沼津市大平の市道で同市原、市職員の男性(66)運転の軽トラックが、同市大平、市非常勤職員の男性(75)に衝突した。市非常勤職員の男性は衝撃で付近の水路に転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。2人は害獣駆除の作業中で、沼津署が事故原因を調べている。
市によると、市非常勤職員の男性は鳥獣被害対策実施隊として市から委嘱を受けた猟師。事故当時、市非常勤職員の男性は男性(66)ら市農林農地課職員2人と、わなにかかったイノシシの処理をしていた。市職員の男性が軽トラックをバックさせた際、後方にあったイノシシに乗り上げたため、前進しようとアクセルを踏んだところ急発進し、前にいた市非常勤職員の男性をはねたという。
頼重秀一市長は事故を起こした職員について「詳細を確認し厳正に対処する」とコメントした。