テーマ : 教育・子育て

新年度から給食費値上げ 掛川市方針 物価高騰で改定

 掛川市は20日、2023年度から学校給食費を12%値上げする方針を示した。物価高騰が主な理由。給食費の改定と同時に就学援助費の算定基準を見直し、低所得者層への支援枠を拡充する。
 保護者負担額の増加は消費税率が引き上げられた14年度以来、9年ぶり。1食当たりの給食費は幼稚園が253円(27円増)、小学校296円(32円増)、中学校353円(38円増)。年間で約4千~7千円の負担増になる。
 経済的な理由で学用品費や給食費などの支払いが困難な家庭をサポートする就学援助費は、基準額の算定を世帯収入額から世帯所得額に変更する。対象になる児童・生徒数は約100人増えると試算している。

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