春の足音聞こえるね 薄寒桜咲き始め 静岡県内、暖かな大寒
20日は二十四節気の大寒。暦の上では1年で最も寒い時期とされ、県内は高気圧に覆われて晴れ間が広がった。

気象庁の観測によると同日午前の最低気温は浜松市天竜区佐久間で氷点下1・9度、川根本町で同3・2度を記録するなど一部の山間部は平年より冷え込んだ。一方、平野部は静岡市駿河区2・8度、三島市2・9度など平年を上回った。
静岡市清水区の清水清見潟公園では早咲きの薄寒桜が咲き始め、地元住民や園児らがきれいな淡いピンク色の花びらを眺めながら散歩していた。蜜を求めて飛び交うメジロの姿も見られ、近づく春を感じさせた。