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長ネギ、大根、ほうれん草… 磐田野菜たくさんの給食、児童が考案 岩田小、磐田農高と協力

 磐田市匂坂中の岩田小で16日、地元食材を採り入れた児童考案の給食「IWATA献立」が同校で提供された。全校児童や職員など計約140人が、栄養バランスや地産地消に考慮したメニューをおいしく味わった。

栄養バランスや地産地消に考慮した給食を味わう児童ら=磐田市匂坂中の岩田小
栄養バランスや地産地消に考慮した給食を味わう児童ら=磐田市匂坂中の岩田小

 5年生20人は約8カ月間、磐田農業高(同市中泉)生徒と協力して地域の食材や野菜の栄養価などを学び、それぞれ献立作りに取り組んだ。その中から、最優秀賞に輝いた匂坂楓琉さん(11)の「旬がたくさん新鮮食材給食」が採用された。
 メニューは磐田市産の長ネギや大根などが入った「だご汁」やほうれん草のおひたし、地元の農園で採れたイチゴなど計5品が並んだ。匂坂さんは「旬の野菜や地域の食材をたくさん入れるように心がけた。今まで食べたことがないメニューが多いので、みんながおいしいと言ってくれて良かった」と話した。
 同小学校によると、地元食材の魅力を感じてもらうとともに、地産地消の促進や食品ロスの削減などを目的とした取り組みという。

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