戦国遺構を舞台に 迫真「鬼の舞」 静岡市歴史博物館

 静岡市葵区の市歴史博物館で14日夜、地元の伝統芸能「清沢神楽」の保存会メンバーと、県芸術舞台センター(SPAC)の俳優がコラボレーションした演劇が披露された。館内の「戦国時代末期の道と石垣の遺構」の周りに特設舞台が設けられ、来場者は幻想的な空間を楽しんだ。同館のグランドオープンイベントの一環で、15日も上演する。

戦国時代末期の道と石垣の遺構(下)の前で「鬼の舞」を披露する北沢さん=静岡市葵区の市歴史博物館
戦国時代末期の道と石垣の遺構(下)の前で「鬼の舞」を披露する北沢さん=静岡市葵区の市歴史博物館

 披露されたのは、桶狭間の戦いで今川義元が討ち死にした一報を駿府に知らせた後、清沢地区に集落を開いた今川家の家臣・小林作兵衛の物語。清沢神楽保存会の北沢岳士さん(40)の「鬼の舞」に合わせ、SPACの三島景太さん(55)と春日井一平さん(42)が朗読。来場者は静かに神楽舞を見つめ、静岡市の歴史と文化の奥深さを感じ取っている様子だった。
 オープンイベントはほかに、同博物館名誉顧問の小和田哲男さんによる歴史トークや、フラワーアーティスト村松文彦さんによるフラワーパフォーマンスなどが行われた。

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