大粒で濃厚な牡蠣「プリ丸」味わって 湖西・海湖館の「小屋」盛況

 湖西市新居町の観光施設「海湖館」で、浜名湖産のカキをその場で焼いて味わう「牡蠣(かき)小屋」の営業が本格的なシーズンを迎え、観光客らでにぎわっている。主催する湖西・新居観光協会は12日、関係者向けの試食会を開き、今季の盛況に期待を寄せた。

焼きたての浜名湖産カキを味わう関係者=湖西市新居町の海湖館
焼きたての浜名湖産カキを味わう関係者=湖西市新居町の海湖館

 新居牡蠣組合が養殖するブランドのカキ「プリ丸」を提供。特徴は身の大きさと、濃厚な味わい。焼きガキ(3個1100円)をはじめ、フライや天丼も販売している。
 会には観光関係者ら約50人が出席した。殻付きのまま焼き、熱々になった身を口に入れると、出席者は思わず顔をほころばせた。
 牡蠣小屋の開設は11年目。今季は例年よりも早く昨年12月17日にオープンした。地元のカキ養殖業者によると、今季の水揚げ量は例年の6割ほどにとどまる一方、昨季よりも多い見通しで、一昨年度の不漁から回復の兆しが見られるという。
 営業は3月19日までの予定で要予約。月曜定休。予約、問い合わせは海湖館<電090(8186)1217>(午前7時~午後6時)へ。

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