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熱海の老舗干物店「釜鶴」がレストラン 1月11日オープン アレンジメニューも

 熱海市銀座町で150年余り続く老舗干物店「釜鶴」が11日、干物を使ったオリジナルメニューを味わえる飲食店「ヒモノダイニング かまなり」をオープンする。二見一輝瑠(ひかる)社長(44)は「干物の新たな可能性を感じられる場所にしたい」と話している。

干物を使ったオリジナルメニューを手にする二見社長(左)=熱海市銀座町の「ヒモノダイニング かまなり」
干物を使ったオリジナルメニューを手にする二見社長(左)=熱海市銀座町の「ヒモノダイニング かまなり」

 国道135号沿いの「釜鶴ひもの店海岸支店」をリノベーションした。34席を設けたレストランでは、従来の「焼く」だけの干物ではなく、カレーライスやハンバーガー、地場の食材とコラボしたアレンジメニューを提供する。主に朝、昼食での利用を想定している。
 店舗の地下には源泉「釜鳴の湯」があり、50年ほど前まで共同浴場を営業していたという。新店舗ではそんな歴史を生かして、入り口に足湯を設置した。店内には土産店のほか、干物作り体験のワークショップやシェアキッチンとして利用できる部屋も備えている。
 営業は午前8時~午後4時(火、水曜定休)。問い合わせは同店<電0557(81)2263>へ。

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