茶況(1月5日)有機栽培面積 静岡県が拡大支援 茶業重点施策

 静岡県は2023年の茶業重点施策で、有機栽培面積の拡大に向けた支援を進める。国が21年に策定した「みどりの食料システム戦略」に即した取り組みを通じ、海外からの有機茶需要に応える。
 日中韓3カ国による文化芸術事業「東アジア文化都市」の一環として、認定10周年を迎える世界農業遺産「静岡の茶草場農法」をPRする行事も行う。静岡茶の需要創出を図るChaOI(チャオイ)プロジェクトによる販路開拓、新商品開発支援も継続する。
 お茶振興課の増田浩章課長は「茶の魅力の紹介や消費拡大、海外輸出の後押しを通して茶業振興につなげていきたい」と話す。

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