16歳プロウインドサーファー 守屋さん国内ツアー連覇 浜名湖拠点に活動

 浜松市西区の浜名湖村櫛海岸を拠点に活動するプロウインドサーファー守屋拓海さん(16)=キャタラー、同区=が、日本ウインドサーフィン協会主催の2022年プロツアーで2年連続の年間優勝を成し遂げた。競技の本場・欧州で初めて合宿を行い、技を磨いた成果が出た。「連覇は第一の目標だったのでうれしい。世界で勝つために、より難しい技に挑戦していく」とさらなる飛躍を誓う。

プロツアーで技を披露するウインドサーファーの守屋さん=浜松市西区の浜名湖
プロツアーで技を披露するウインドサーファーの守屋さん=浜松市西区の浜名湖

 守屋さんは波の無い平水面で、ジャンプや回転を組み合わせた技の完成度を競うフリースタイルの選手。ツアーは年間4戦の総合成績で順位を決めるが、22年は風に恵まれず、4、5月の2戦が競技不成立だった。
 実質的な初戦となった11月の試合は直前に足の裏を負傷したことが響き、4位と出遅れた。「年間優勝するには最後に勝つしかない」と、猛練習して臨んだ12月中旬の地元浜名湖での最終戦。空中で1回転する「バーナー」など高難易度の技を次々に成功させ優勝を決めた。会場の実況が「手が付けられない」との言葉で称賛するほどのパフォーマンスだった。
 これまで独学で技術を習得してきたが、7~9月の間、スペインやオランダに滞在し、トッププロのレッスンを受けた。参加予定だった現地の大会は中止になったが「一流の技を間近で見られたのは大きい。技の成功率が上がった」と手応えを語る。
 世界での戦いを見据え、欧州合宿後、ジャンプの高さや滞空時間を上げるために、より速さを出せるセイル(帆)に変えた。操作に筋力が必要になり、これまでしていなかった体力トレーニングも取り入れた。23年の夏も欧州への遠征を計画し「どこまで通用するか試したい」と向上心は尽きない。

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