卯の木彫「飛躍の年に」 秋葉神社上社 拝殿の干支を掛け替え 浜松市天竜区春野町

 浜松市天竜区春野町の秋葉山本宮秋葉神社上社で、拝殿に掲げる干支(えと)の木彫が、来年の卯(う)を中心に掛け替えられ、新たな装いで年末年始の参拝者を出迎える。

来年の干支の卯を中心に掛け替えられた拝殿の木彫=浜松市天竜区春野町の秋葉山本宮秋葉神社上社
来年の干支の卯を中心に掛け替えられた拝殿の木彫=浜松市天竜区春野町の秋葉山本宮秋葉神社上社

 木彫は富山県の伝統工芸品「井波彫刻」の職人、3代目南部白雲さんが手がけた作品。その年の干支を正面の中心に据え、12体が四方に配置されている。8年前から崇敬者らが奉納を始め、3年前に十二支がそろった。
 犬塚直孝権禰宜(ごんねぎ)は「ウサギが跳ねるように、みなさんの飛躍の年になるように願っている」と話している。
 新年の参拝に備え、境内の鳥居には「金の茅の輪」も設置されている。

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