石段にご神灯 設置へ 御前崎・高松神社、初詣客に向け
御前崎市門屋の高松神社(中山貞雄宮司)は31日深夜から1月1日未明にかけて、参道の石段にご神灯をともす。石段の両脇に発光ダイオード(LED)式のライト計108個を並べ、初詣客の足元を照らす。
2008年の石段修復を機に始まった恒例行事。108個としたのは、石段を上りながら煩悩を一つ一つ消し、清らかな心で参拝してほしいとの願いを込めたという。29日は氏子総代がご神灯や、拝殿前の門松の位置を確認した。神社は遠州灘を望む海抜65メートルの高台に鎮座し、晴天時は初日の出を拝むこともできる。
中山宮司(80)は「参拝客の皆さまには気持ちを整えて新年を迎えてもらえれば」と話した。