SDGs手を取り合おう 富士の高校生や専門家が意義語る
富士市はこのほど、市SDGs共想・共創プラットフォーム周知企画「輝く未来へ。SDGsでつながろう」を市交流プラザで開いた。積極的に活動する高校生や専門家が、新しい働きかけの創出に向けて手を取り合う意義を語り合った。
討論会で静岡経済研究所の森下泰由紀さんがSDGsに関心が高い企業が交わって新事業を起こした事例を紹介すると、ラジオパーソナリティーの鉄崎幹人さんはライバル局同士が連携して業界を盛り上げる企画に携わった経験を述べた。
「JCI JAPANグローバルユース国連大使」に選ばれ障害者サッカー普及に取り組む吉原高3年の南條桜都さんは「競技を知ってもらうためにメディア企業の力を借りている」と話した。
同プラットフォームはSDGs達成に向けて取り組む企業・団体を登録して活動を共有する官民連携組織。小長井義正市長は「熱意のある人が集まり化学反応を起こせる環境を整える」と意義を述べた。
会場には登録企業・団体のブースが並び、それぞれの活動を来場者にアピールした。