園児虐待事件発生の裾野市 仕事納め式 市長「安全・安心な保育環境を」
裾野市は28日、2022年の仕事納め式を市役所で開いた。村田悠市長は約1カ月前に発覚した私立さくら保育園(同市)の園児虐待事件を踏まえ「市として再発防止に努め、安全・安心な保育環境を提供していく」と強調した。

市民文化センターでは9月下旬、管弦楽団「シンフォニエッタ静岡」(焼津市)の公演前にスプリンクラーが作動する浸水被害も発生した。村田市長は幹部職員約60人の前で「虐待事件とともに、二つの大きな課題に直面している。市の発展のために(職員が)ベクトルを合わせて乗り越えていきたい」と呼びかけた。
1月に就任した村田市長は1年目の成果として、企業誘致やスポーツ・ツーリズムの強化、にぎわいイベントの再開などを挙げた。