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中南米派遣へ抱負 海外協力隊、静岡県内在住の3人 

 国際協力機構(JICA)の海外協力隊で中南米に派遣される静岡県内在住の隊員3人がこのほど、静岡県庁を訪れ、山本東地域外交担当部長に抱負を語った。

抱負を語る海外協力隊員ら=県庁
抱負を語る海外協力隊員ら=県庁

 静岡市葵区の元教員大村英輔さん(68)はパラグアイで陸上競技の指導に当たる。熱海市の谷修一さん(73)はカリブ海の島国セントルシアで、視覚障害者協会の経営管理を担う。両親ともに経験がある海外協力隊に憧れていたという三島市の冨岡健太さん(29)はグアテマラに派遣され、現地の学校で環境教育に取り組む。派遣期間は2年間。それぞれ2023年1、2月に出発する。
 3人は応募の経緯や意気込みを語った。海外取引の経験が豊富な谷さんは「経験を生かし視覚障害者の存在を広める。資金獲得やPRで役立ちたい」と述べた。山本部長は「活躍をオンラインでも発信してほしい。帰国後の報告を楽しみにしている」と呼びかけた。

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