来季J2藤枝の杉田選手「努力の過程を大切に」 母校静岡西高生に呼びかけ

 今季Jリーグ2部(J2)昇格を決めた藤枝MYFCで主将を務めた杉田真彦選手(静岡市駿河区出身)が20日、同市葵区の母校静岡西高で後輩から激励を受けた。来季の活躍を誓った上で、「結果じゃなく努力する過程を大切にして」と後輩たちに呼びかけた。

生徒代表の質問に答える藤枝MYFCの杉田選手(左奥)=静岡市葵区の静岡西高
生徒代表の質問に答える藤枝MYFCの杉田選手(左奥)=静岡市葵区の静岡西高

 杉田選手はサッカー強豪校ではない同校から一般入試で順大に進み、Jリーガーになった。代表生徒の質問に答え、「夢を実現させるためには目標を設定し、自分を信じてどれだけ本気で取り組めるかが大事」と訴えた。
 サッカー以外にも9月下旬の台風15号では被災者支援のボランティアに積極的に取り組んだ。「普段の行いや言動から、応援される選手でありたい」とプロ選手としての心構えも紹介した。
 激励会には全校生徒300人が参加し、生徒会長の加藤銀さん(2年)が「来季も苦しい場面で仲間を引っ張り、チームを勝利に導いてください」とエールを送った。

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