「挑戦重ね、夢作る」 サッカー元日本代表の市川さん 三島・徳倉小で講話

 サッカー元日本代表で来季からJ2清水エスパルスのコーチを務める市川大祐さんが15日、三島市立徳倉小で児童に職業講話を披露した。6年生約60人が、夢を持つために身近な目標に挑戦し続ける大切さを学んだ。

職業講話を行った市川さん(右)=三島市立徳倉小
職業講話を行った市川さん(右)=三島市立徳倉小

 市川さんは高校サッカーからJリーグ、ワールドカップ(W杯)へと夢を持ち続けた現役時代を振り返り、「目標に挑戦し、達成すれば新しい目標ができる。その積み重ねで夢が作り上げられる」と語った。左右で計13回も手術した足のけがには悩まされたものの「けがをしたから感じることもある」とし、「発想を変えながら自分のスピードで前に進むのが大事」と呼びかけた。
 児童からは「新しいチームに入ったら何をしますか」「試合の時の意気込みは」などと質問が寄せられ、自身の経験も交えて丁寧に答えた。

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