高尾山古墳説明会 道路工事着手前に実施 沼津で1月22、28日
沼津市は来年1月22、28の両日、東日本最古級とされる前方後方墳の高尾山古墳(同市東熊堂)の現地説明会を開く。古墳周辺は来年度、都市計画道路沼津南一色線の工事が始まり立ち入りが制限されることから、現状の古墳を間近で見られる最後の機会となる。荒天時は同月29日に順延する。
説明会はいずれも午前10時と11時、午後1時の計3回。当日は古墳を覆っているシートを外し、市文化財センターの学芸員がこれまでの発掘調査結果や、古墳に配慮してトンネルや橋を通す道路の工事計画を説明する。発掘調査出土品のレプリカも展示する。
定員は各回30人。希望者は参加可能な日時を全て記入し、はがきかメール、ファクスで応募する。締め切りは1月6日で、希望者多数の場合は抽選。問い合わせは市文化財センター<電055(935)5010>へ。