五輪ソフト金 渥美さん、山崎さんが藤枝・高洲小に 夢や挑戦、大切さ語る 投球の実演も

 東京五輪ソフトボールで金メダルを獲得し、ともに現役を引退した渥美万奈さん(浜松市出身)と山崎早紀さん(掛川市出身)が13日、藤枝市の高洲小を訪れ、学生時代の夢や五輪での体験などを子どもたちに語った。代表児童とのキャッチボールにも臨んだ。

児童の投球を受ける山崎さん(奥)=藤枝市の高洲小
児童の投球を受ける山崎さん(奥)=藤枝市の高洲小

 小中高生時代の過ごし方や目標のほか、社会人や日本代表チームでのエピソードを話した。渥美さんは「自分が頑張れそうだと思う進路を、自ら決めて選ぶことが大切」、山崎さんは「無理と感じたらきっぱりやめ、新しいことに挑戦するのも大事」とそれぞれ呼びかけた。東京五輪で印象に残った試合や引退の思いなども語った。
 2人が中学時代に活動した県選抜チームの監督を高洲小の天野和博校長が務めていたことの縁で、来校が実現した。5、6年生約250人が出席し、真剣な表情で聴講した。キャッチボールの実演では投球や捕球の正確な動作に驚きの声を上げていた。

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