⚽ジュビロ磐田監督に横内昭展氏浮上 サッカーW杯日本代表コーチ
来季Jリーグ2部(J2)のジュビロ磐田の監督候補にワールドカップ(W杯)カタール大会で16強入りした日本代表でコーチを務めた横内昭展氏(55)が浮上していることが7日、関係者への取材で分かった。横内氏は森保一監督と二人三脚でW杯日本代表、東京五輪日本代表の指導に当たってきた。
ただ、就任が実現するかは不透明な状況。磐田は外国人選手の契約問題を巡り、国際サッカー連盟(FIFA)から選手の補強禁止などの処分を受けた。処分を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴していて、年内に裁定が出る見通し。磐田フロントは横内氏について「候補の一人」と認めた上で外国人監督も含め、複数から絞り込みを進めているとした。
福岡県出身の横内氏は東海大五高(現東海大付属福岡高)卒業後、サンフレッチェ広島でプレーした。指導者としては広島のコーチや世代別日本代表のコーチを歴任した。
磐田はシーズン途中で伊藤彰監督(現J2ベガルタ仙台監督)が成績不振を理由に解任された。後任の渋谷洋樹ヘッドコーチもJ1残留を果たせず最下位に終わり、今季限りで退団した。