静岡市PTA大会に900人 健全育成へ意識高める
静岡市PTA連絡協議会はこのほど、市民文化会館で市PTA大会を開いた。市内の小中学校120校の保護者や教員ら約900人が参加し、子どもの健全育成への意識を高めた。
東京都千代田区の麹町中学校長時代に定期テスト廃止などの教育改革を行った工藤勇一氏が「子どもが生きる力をつけるために親ができること」と題して講演した。市内の小学4・6年生、中学2年生が家族への思いをつづった「天使からのポエム」の表彰も行われ、市長賞は高地星成さん(長田東小4年)が受賞した。
同協議会は本年度、発足20年を迎え「親子プラモデル作り体験」などの記念行事を開催してきた。大石修会長は「20年の節目をきっかけに、PTA活動の意義をさらに伝えていきたい」と話した。