SPAC宮城総監督演出 オペラ開幕、ベルリン熱狂

 静岡県舞台芸術センター(SPAC)の宮城聰芸術総監督が演出するオペラ「ポントの王ミトリダーテ」の公演がドイツのベルリン国立歌劇場で現地時間4日午後(日本時間5日午前)、開幕した。11日まで計4回上演する。

カーテンコールに臨む宮城芸術総監督(舞台上左から6人目)や出演者ら=ドイツ・ベルリン国立歌劇場(SPAC提供)
カーテンコールに臨む宮城芸術総監督(舞台上左から6人目)や出演者ら=ドイツ・ベルリン国立歌劇場(SPAC提供)

 モーツァルト作曲の同作品は、紀元前1世紀の小アジアの国ポントの王を取り巻く人間模様を描く。物語に日本を重ねる演出で、舞台装置の壁画は竹林や「赤富士に白鷹」にするなど、衣装を含めて日本風にした。
 280年の歴史がある同歌劇場で日本人演出の作品上演は初めて。宮城総監督は初日の舞台について「観客がほとんど熱狂と言っていいほど喜んでくれた。舞台装置が2千年前のミトリダテス戦争と現代世界とを一気につないだ」とコメントした。

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