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牧之原・バス置き去り事件 園側がコメント「遺族に心より謝罪」

 今年9月、園児が送迎バス内に置き去りにされ死亡した事件で、牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」の前理事長兼園長(73)ら4人が5日、業務上過失致死容疑で静岡地検に書類送致されたことを受け、同園を運営する学校法人榛原学園は代理人弁護士を通じ「重く受け止め、ご遺族に心より謝罪申し上げる。二度と起こすことのないよう努力していく」とのコメントを発表した。
 同園は安全管理対策を見直した上で、事件から約1カ月後の10月3日から運営を再開している。代理人弁護士によると、バスの運行再開の見通しは立っていないという。
 杉本基久雄牧之原市長は5日、市役所相良庁舎で取材に応じ、「詳細について把握できていないので、今後の捜査を注視していきたい」とした上で「市としては再発防止に向け、園内の安全管理に関する研修会などを引き続き実施していき、同園についても指導確認を行っていく」と述べた。

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