マイナカード交付率向上へサポート 静岡県、駅に申請ブース設置

 マイナポイント事業第2弾の対象となるマイナンバーカードの申請期限が12月末に迫る中、静岡県は1日、JR静岡駅構内とJR沼津駅ビル内に期間限定のカード申請サポートブースを設置した。20日までスタッフが申請書作成を支援し、写真撮影を無料で行う。

期間限定の特設ブースで申請のサポートを受ける来場者ら=1日午後、JR静岡駅
期間限定の特設ブースで申請のサポートを受ける来場者ら=1日午後、JR静岡駅

 周辺市町からの利用者が多い鉄道駅などに窓口を設けることで申請機会を拡大し、カードの交付率向上を図る。
 申請方法を案内するほか、申請書に必要な写真をその場で撮影・印刷し、申請書の記入なども支援する。マイナポイントについても説明する。
 記入済みの申請書は、送付先が書かれた送付用封書に入れて渡され、来場者が各自が郵便で申請する。カードを受領する際は住んでいる市役所や町役場に出向いて、本人確認をする必要がある。
 四つのブースが設けられたJR静岡駅構内の特設会場では、初日から静岡市のほか藤枝市など近郊の自治体在住の来場者が訪れた。静岡市駿河区の70代の女性は「市役所が混んでいて3回諦めた。買い物ついでに来ることができて便利だった」と話した。開所時間は午前11時~午後7時。
 県によると、浜松市も今月3~16日の間、JR浜松駅付近の商業施設でサポート会場を設置するという。

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