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特集 : 御前崎市

地震による原子力災害想定 浜岡原発で社員訓練

 御前崎市佐倉の中部電力浜岡原発で1日、南海トラフ巨大地震による原子力災害を想定した「全社防災訓練」が行われた。複数号機で同時にトラブルが起きる事態を想定し、社員が対応力の向上を図った。

4号機中央制御室を模したシミュレーター室で災害時の対応を実践する運転員ら=1日午前9時15分ごろ、御前崎市佐倉の中部電力浜岡原発
4号機中央制御室を模したシミュレーター室で災害時の対応を実践する運転員ら=1日午前9時15分ごろ、御前崎市佐倉の中部電力浜岡原発

 同市で震度7の地震が発生し、運転中の4号機が自動停止。機器の故障で原子炉を冷やすための注水機能を失い、停止中の3号機も使用済み燃料プールの水位が低下する―と想定した。
 4号機中央制御室を模したシミュレーター室では、運転員が原子炉の圧力などの変化に応じて操作を実践した。対策本部となる緊急時対策所では、社員が「地域・広報班」「放射線管理班」などに分かれて情報を収集した。放射線監視装置(モニタリングポスト)の設置作業も行った。
 榊原浩之浜岡地域事務所総括・広報グループ専門部長は「訓練を通じて問題点を抽出し、改善を図っていく」と語った。
 訓練には発電所の従業員約380人を含め同社全体で約1万5千人が参加し、名古屋市の本店なども緊急時の対応を確認した。

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