伊豆縦貫道「天城越え」区間 来年度新規事業化を要望 期成同盟会など6団体

 伊豆縦貫自動車道建設促進期成同盟会(会長・川勝平太知事)など6団体は30日、天城峠を越える区間の2023年度新規事業化を含む同自動車道の早期全線開通を国土交通省に要望した。松木正一郎下田市長らが清水真人政務官と面会した。

清水国土交通政務官(奥中央)に伊豆縦貫自動車道の建設促進を要望する関係者=国交省
清水国土交通政務官(奥中央)に伊豆縦貫自動車道の建設促進を要望する関係者=国交省

 伊豆市~河津町の「天城越え」区間約20キロは、県による都市計画・環境アセスメントの手続きが順調に進んでいると説明。「地元の期待はますます高まっている」と伝えた。
 河津下田道路の事業促進も求めた。東駿河湾環状道路は愛鷹インターチェンジ(IC)以西の早期事業化と沼津岡宮IC~大場・函南ICの全線4車線化を図るよう訴えた。
 松木市長は終了後の取材に対し「(清水氏から)『頑張ります』との言葉があった。首長や関係者が力を合わせ、働き掛けを強めていきたい」と述べた。自民党の細野豪志氏(衆院静岡5区)と勝俣孝明氏(同6区)が同席した。

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