抗原検査キット配布 袋井市が5日から

 袋井市の大場規之市長は30日の市議会11月定例会一般質問で、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行への対応として12月5日から、軽度の症状がある市民らを対象に新型コロナの抗原検査キットを配布すると表明した。竹村真弓氏(無会派)への答弁。
 医療逼迫(ひっぱく)の軽減を目的に今夏も実施した。基礎疾患がない、妊娠の可能性がないなどの条件を満たした市民で、対象年齢は中学生以上、64歳以下に拡大した。1日150キット配布予定。市ホームページで予約を受け付ける。
 医療提供体制については日曜、祝日などにおける発熱外来の臨時開設を要請し、現在2医療機関の協力を得ていると報告。今後も協力を呼びかける。年末年始(12月29日~1月3日)は市休日急患診療室でスタッフの増員、問診のICT活用などを通じて受け入れの拡充を図るとした。
 このほか、村井勝彦(自民公明クラブ)、竹野昇(無会派)、黒岩靖子(自民公明クラブ)、山田貴子(同)、佐野武次(同)の5氏が登壇した。

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