手作り木製遊具 保育園に寄贈 静岡大付属島田中
コロナ禍で体を動かす機会が減った子どもたちに楽しく運動してもらおうと、島田市の静岡大付属島田中1年生がこのほど、技術の授業で製作した雲梯(うんてい)やボルダリング用遊具を同市大津通のこばと保育園に寄贈した。

各クラスでグループを作り、ヒノキやスギなどの木材を使って高さ約1・8メートルのボルダリング用遊具、大小の雲梯を約2カ月間かけて完成させた。小学1~2年生が使用して強度を確かめ、製作の中心を担った生徒6人が同園を訪れて遊具を披露した。生徒の伊勢きららさんは「子どもたちが安全に遊べるよう、表面のやすりがけを入念にした」と話した。
地域貢献の一環で初めて企画した。遊具は同園の園庭に設置し、利用状況や希望などを踏まえて今後も製作を続ける予定。