知的障害者130人力走 静岡で「オレンジマラソン大会」
知的障害者の健康増進と社会参加を促す「静岡オレンジマラソン大会」(県知的障害者福祉協会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が26日、静岡市駿河区の県草薙総合運動場で開かれた。

今回から伴走や車いすでも参加できる100メートルの種目を新設した。3千メートル、1500メートル、千メートルを合わせた4種目に約130人が出場した。家族や学生ボランティアらの声援を受けながら、ゴールを目指して力走した。
開会式では社会福祉法人明和会ワークスつばさ(袋井市)の伊藤優斗さん(22)と山下絢子さん(37)が「青い空の下で走れることを感謝し、最後まで走ることを誓います」と宣誓した。
清水エスパルスの大榎克己クラブ・リレーションズ・オフィサーも参加し、スタートの号砲を鳴らしたり、メダルを首にかけたりして大会を盛り上げた。