テーマ : 福祉・介護

再生プラ素材でサッカーボール、児童ら組み立て 浜松・中部日本プラスチック

 子どもの教育充実や廃棄物削減を掲げるSDGs(持続可能な開発目標)に呼応し、再生プラスチックを使い開発された組み立て式のサッカーボールがある。素材の一部を提供する中部日本プラスチック(浜松市東区)が寄贈活動と同時に、自社のエコ教育教室でこのボールを使った体験ワークショップを始めた。雪下真希子社長は「楽しみながらリサイクルやエコを学ぶきっかけになれば」と期待する。

完成したサッカーボール
完成したサッカーボール
サッカーボールの組み立てに挑戦する子供たち=浜松市東区の中部日本プラスチック上石田工場
サッカーボールの組み立てに挑戦する子供たち=浜松市東区の中部日本プラスチック上石田工場
完成したサッカーボール
サッカーボールの組み立てに挑戦する子供たち=浜松市東区の中部日本プラスチック上石田工場

 名称は「マイフットボールキット」。3種類約50個のパーツを組み立てることで、直径約20センチの球体を完成させる。スポーツメーカーの「モルテン」(広島市)などが開発し、蹴り心地にもこだわったという。
 一般発売はなく、取り組みに賛同する企業や団体に販売し、国内外の子どもたちに贈る仕組みをとった。中部日本プラスチックは雪下社長がサッカーの元日本代表選手らと交流があった縁で携わり、自動車部品関連のリサイクル樹脂などを提供することになった。
 同社工場の一角で今月上旬に開いたエコ教育教室には、福祉施設を運営するウェル恵明会(浜松市中区)の放課後等デイサービスを利用する小学生ら約40人が集まった。社員がリサイクルの仕組みを伝えた後、子どもたちは説明書を見ながら一つ一つのパーツを組み立てて仕上げた。SDGs活動を推進する浜松いわた信用金庫(同)が両者を結びつけた。
 雪下社長はエコ教育活動の充実を図る考えで「企業などの賛同を募り、継続的に教室を開催できる環境を整えたい」と話す。

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