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産業用ロボで人手不足解消を 25日までデモ展示 浜松市中区

 産業用・協働ロボットを展示する「ハマロボ展」が24日、浜松市中区の浜松商工会議所会館で始まった。静岡県西部のロボット関連企業7社が、人手不足や生産性向上を後押しする協働ロボットをデモ展示している。25日まで。

ハマロボ展でデモ展示されたソミックマネージメントホールディングスのサポット=24日午前、浜松市中区の浜松商工会議所会館
ハマロボ展でデモ展示されたソミックマネージメントホールディングスのサポット=24日午前、浜松市中区の浜松商工会議所会館

 製造業の経営者や現場担当者らが訪れ、世界で初めて視覚機能を内蔵したテックマンロボットの製品や、ヤマハ発動機の次世代工場の搬送プラットフォームなど、多種多様なロボットの動きを見ながら導入を検討した。
 ソミックマネージメントホールディングス(同市南区)の作業支援ロボット「SUPPOT(サポット)」は、センサーで感知した人の後を追って荷物を運ぶ動作などを披露した。担当者は「悪路や狭い道でも、100キロまでの荷物を運ぶことができる」と説明した。
 同商議所工業振興課の古田直也係長は「コロナなどで中小企業は設備投資になかなか踏み切れないが、高齢化による人手不足は必ず来る。ロボット化を後押ししたい」と述べた。
 開催は午前10時~午後5時。誰でも自由に入場できる。

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