伊豆産のライ麦 美しいヒンメリに 静岡で27日まで展示
伊豆市の住民グループと福祉事業所が育てたライ麦を使った北欧伝統の飾り「ヒンメリ」を展示する「ツナガルヒンメリ」展が27日まで、静岡市葵区両替町の三保原屋LOFT店で開かれている。
ライ麦は、伊豆市茅野地区で地域活性化を目指す「はちくぼ会」と福祉事業所プラム(同市)が2020年から遊休農地で栽培し、プラスチックごみの削減に向けて茎をストローに加工している。この工程で発生した余り部分を生かそうと、プラムの利用者約20人が、今年初めてヒンメリを制作した。
茎を糸で立体的につなげ、星形やリース状に仕上げた約50点を紹介している。