13市町に1億4623万円 台風15号義援金配分

 静岡県は22日、台風15号災害に伴う義援金の第1回配分額を公表した。被災した13市町に対して11月中に1億4623万7千円を送金し、市町を通じて被災者に配分される。

静岡県庁
静岡県庁

 市町別の配分額は静岡市が1億3114万円で最も多く、次いで袋井市が270万7千円、浜松市268万円、磐田市252万8千円、藤枝市194万3千円と続いた。
 配分単価は死者が1人当たり8万9千円、軽傷者が2千円。住宅被害は全壊が8万9千円、大規模半壊6万6千円、半壊4万4千円、床上浸水8千円などとした。
 県や県社会福祉協議会でつくる配分委員会が18日に会合を開き、7日までに受け入れた義援金の配分額を決めた。
 県と県共同募金会、日本赤十字社県支部は12月28日まで、義援金を受け付けている。募集期間終了後に第2回会合を開き、残りの配分額を決める。

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